キリスト教の葬儀とは

先日、友人Aのお母さんが亡くなったという連絡を共通の友人Bからもらいました。友人Aとは十数年、会っていませんでしたが、会っていた頃にはよく飲み歩き、酔った挙げ句に深夜、Aの家に転がり込み、また酒盛りをしてそのまま泊まったりしたこともありました。そんな翌朝には、二日酔いの頭を抱えながら起き上がると、Aのお母さんが自家製の梅干しでお茶漬けを作ってくれました。
そんなことを思い出したので、すぐに駆けつけたほうがいいのか、あるいは、とりあえず電話をしてお悔やみを言うべきか、迷いましたが、一般的な冠婚葬祭のマナーでは、駆けつけるのは故人の近親者かごく親しい人というルールがありますし、いろいろな準備で慌ただしくしているであろう友人に電話をするのは差し控えるべきというのも常識なので、通夜の予定等決まるまで、ノーアクションで待っていました。
訃報の翌々日が通夜ということがわかりましたので、喪服を着てお香典を持って会場に向かいました。お通夜に行ってみて、ちょっと驚きました。というのは、当然のように仏式のお通夜と思って参列したのに、キリスト教式の「前夜式」だったのです。
花に囲まれた棺があって、神父さん(牧師さん?)がお祈りを捧げて、参列者全員で賛美歌(?)を歌って、焼香の代わりに献花を行いました。生まれて初めてのキリスト教式のお通夜だったので、変に緊張して詳細はよく覚えていないのですが、仏式のときのお経がないので退屈しませんでした(不謹慎ですね)。
それにしても友人Aのお母さんがキリスト教徒とは知りませんでした。友人Aもキリスト教徒なのかなと気にしつつ、お香典の表書きは「御霊前」で失礼がなかったかどうかも気になったのでした。葬儀・葬式カタログでちゃんと調べてから行けばよかった、と後悔しています。